2015年10月19日月曜日

戦争被害の子どもたち・「積極的平和主義」・ヒロシマ







まずは、下記のユーチューブを観てください:
(最初にリンクしたユーチューブがどういう理由からか分かりませんが削除されてしまいましたので、別のユーチューブを紹介します。 20151020日更新)

次に、ピート・シーガーのこの曲を聴いてください:
歌詞は下記のようになっています(日本語は拙訳):

I come and stand at every door  僕はいろんな人の家を訪ねて玄関の前に立つ        
But none can hear my silent tread
 でも、誰も僕の無音の足音に気づかない
I knock and yet remain unseen
  玄関のドアをたたく僕の姿が見えないんだ
For I am dead, for I am dead.
  というのも、僕はとっくに死んじゃってるからね
I'm only seven, although I died  僕は死んじゃってるけど、7歳なんだ
In Hiroshima long ago.
     ずっと昔、ヒロシマで死んだんだ
I'm seven now, as I was then -
  僕はいまも、そのときと同じ7歳
When children die, they do not grow.
 子どもは死んでも歳をとらないんだよ

My hair was scorched by swirling flame; 僕の髪は渦巻く炎で焼かれてチリジリになり
My eyes grew dim, my eyes grew blind.
 僕の眼は薄暗くなって、なにも見えなくなった
Death came and turned my bones to dust,
 そして死んじゃって、僕の骨はチリとホコリになっ
And that was scattered by the wind.
   ちゃった そして風に吹かれてまきちらされた  
I need no fruit, I need no rice.      僕は果物も、ごはんもいらないよ
I need no sweets, nor even bread;
    お菓子だってパンだって必要ないんだ
I ask for nothing for myself,
       僕が自分のために欲しいのは何もない
For I am dead, for I am dead.
      だって、僕は死んじゃってるんだもの

All that I ask is that for peace      僕が欲しいのは平和だけなんだ
You fight today, you fight today.
     だからそのために一生懸命頑張って欲しい
So that the children of this world
     世界中の子供たちが
May live and grow and laugh and play!
  死なずに生きて、笑って、遊べるように!


本当は、広島にこそドイツの「国際平和村」のように、世界中の戦争被害の子供を無料で治療し、長期間にわたって療養できるような施設があるべきなのです。それが本当の「積極的平和主義」活動です。そのような人道的活動を地道にやることこそ、本当の意味での「平和都市ヒロシマ」のありかたです!

自衛隊艦艇「観閲式」で演説し、米原子力空母「ロナルド・レーガン」に載ってご満悦の安倍晋三を権力の座から引き下ろす闘いは、「世界中の子どもたちが、死なずに生きて、笑って、遊べるように」するためと直結しています。

このブログ記事は、掲載してからほんの数日でたくさんの人から積極的な反応をいただきました。そこで、ピート・シーガーのもう一つのユーチューブを紹介します。Forever Young(いつまでも若く)という題名のこの曲は、ボブ・ディランがアムネスティ・インターナショナル設立50周年を記念して作曲したものですが、ピートの愛曲の一つでした。ご存知かと思いますが、ピートは昨年の127日に94歳で亡くなっていますが、このユーチューブは彼が91歳のときのものです。
(20151021日更新)



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